既存杭再使用調査
既存杭再使用調査とは
近年、既存杭再使用調査が注目されていますが、その背景には、工事の工期短縮、コストダウンが期待でき、さらに「環境負荷軽減」「産業廃棄物削減」等、昨今の社会的要求に大きく貢献できるからです。
当社では、保有する様々な調査技術を駆使して、既存杭再使用に必要な資料を迅速に、かつ正確に作成します。この資料は、震災後の復興や建築物立替時の有効な判断材料として、ご活用頂けます。
既存杭再使用調査の例
調査項目 調査対象 試験/調査方法 調査目的 健全性 杭 目視調査 杭径、主筋本数
損傷の有無 他IT試験 杭の長さ、損傷の有無 ボアホールカメラ※ 杭内部の目視 ボアホールソナー※ 杭の直径 傾斜測定 地表部での傾斜角度 耐久性 コンクリート 圧縮強度試験 杭の圧縮強度 中性化試験 杭の中性化深さ 鉄筋 腐食調査 鉄筋の錆状況 引張強度試験 鉄筋の引張強度 周辺地盤 化学試験 pH、硫酸イオン濃度 他 ※コアボーリング孔を利用する調査
既存既製杭における調査例
既存既製杭の杭頭部付近目視観察状況例
既存既製杭の震災被害状況報告資料の例
既存場所打ち杭における調査例
杭芯のずれの測定状況例
杭径測定状況例
鉄筋観察状況例
中性化試験状況例
既存場所打ち杭の目視観察報告資料の例