ボアホールカメラ(Borehole camera)とは

 ボアホールカメラは、ボーリング孔などを利用し、調査対象物内に水中テレビカメラを挿入することにより、孔壁の損傷状態等をリアルタイムに観察できます。この方法は、損傷状況を直接画面で確認できるため、信頼度が高い手法として利用されております。
 当社は、阪神・淡路大震災、新潟県中越沖地震および東日本大震災など杭の被害調査をはじめ、既存杭再使用調査など、国内でもトップクラスの調査実績を誇ります。
 このボアホールカメラの詳細に関しては、建設省土木研究所(当時)、阪神高速道路公団(当時)、財団法人土木研究センター(当時)および民間12社による共同研究報告書『橋梁基礎構造の形状および損傷調査マニュアル(案)』等に取りまとめられています。

ボアホールカメラの概要図(標準的な測定パターン)

ボアホールカメラの種類